病床機能を再編しました

地域包括ケア病床を、増設しました

2022年12月1日より、3階病棟の一部を地域包括ケア病床へ変更し 16 床増床いたしました。
本館 4 階の地域 包括ケア病棟46床と合わせて、当院の地域包括ケア病床は 62 床になりました。

福島生協病院は、急性期一般病床、回復期リハビリテーション病床、地域包括ケア病床の入院機能、また、 外来・健診や在宅など、予防から急性期対応~慢性期~在宅・介護へと切れ目のない医療の実現の為の機能 を有しております。
2022 年 12 月より、その病床機能の一部を再編致しました。急性期一般病床 77 床の内 の 16 床を地域包括ケア病床へと機能転換し、従来の地域包括ケア病床と合わせて 62 床へと増床致しました。
当院は地域の急性期病院様より、患者様のご自宅復帰へ向けてのリハビリの為の転院紹介や、開業医の先 生方からのレスパイト入院依頼を多く頂いております。ご紹介頂き大変有難く思っております。在宅復帰を 目指して準備を整える、急性期と在宅の橋渡しをする、この地域包括ケア病床の増床による病床機能の再編は、 このような地域のニーズにより一層応える事の出来るものと思っております。 この機能再編においては、検討プロジェクトを立ち上げて協 議検討を行ってまいりました。地域の急性期病床を減らす事の 葛藤もありましたが、当院に求められている事、地域から望ま れている事は何かを熟考し、今回の編成となった次第です。 地域のみなさまとの連携を強めて進んでいきたいと思いま す。今後ともどうぞよろしくお願い致します。
福島生協病院病床機能検討プロジェクト事務局
   

地域包括ケア病床とは?

一般(急性期)病棟で治療が終了し症状が安定した患者さんが、退院に向けて、リハビリを継続したり、在 宅復帰のための準備をしたりする病棟です。通常、治療終了後症状が安定した場合は退院になりますが、 ご自宅や施設での療養に不安がある、またはもう少しの入院で症状がより改善される見込みがある方は 地域包括ケア病棟が利用いただけます。
・ 病気やけがをされたことで体力や活動の低下をきたした方々の心身が回復するよう、個々のペースに合わ せてリハビリテーションや在宅復帰等の支援をさせていただきます。医師、看護師とともに専従の理学療法 士、在宅復帰支援担当者(医療ソーシャルワーカー)が協力して、リハビリテーションや在宅復帰支援(相談・準備)を行っていきます。